今日は節分でしたね。
今では鬼を追い払うという目的を兼ねる行事ですが、遥か昔、 古代の人々は、 もしかしたら違う目的を持っていたのかもしれません。
私がなんとなく信じている説があります。
古代の人々は、年の暮れには魂が衰弱すると考えていました。
そしてお正月に、充実した魂を持つ「鬼」が山より下りてきて、 新しい魂を与えてくれる。
門松は松や竹。山の植物ですね。
実はこれは鬼を呼ぶために飾っていたのです。
七草粥も、鬼がやってきやすくするため。
そして、正月に山より下りてきた鬼が、 節分の日に帰っていきます。
そこで魂をもたらしてくれた鬼に、 里の作物のうちで最も象徴的で栄養価の高い大豆を献上するのです 。
鬼とは、「魂の育った者」という由来があり、 それが転じて鬼となった。
どうでしょう?