八丁堀 書肆逆光さんで行われた、
八戸えんぶりに関するイベントに行ってきました。
えんぶりとは、重要無形民俗文化財に指定される青森県八戸の伝統芸能。
その年の豊作祈願のための予祝行事で、
個人的に一番気になったのは、どうやって伝承しているかですが.......
日本の伝統文化を継承するぞ!と気負うよりか、おじいちゃんからお父さんへ、それから息子へと、当たり前のように、ですが大切に受け継がれている様です。
また、中学にえんぶりの部活があるようで、その力の入れようには感心させられました。
御柱祭でもそう感じましたが、外部の者は起源とか伝統を重んじて調べたりしますが、実際に関わっている方々はそこはあまり気にせず、育った環境から備わる熱い想いだとか、お祭りだーー!という楽しそうな気持ちで打ち込んでいるようで、
そんな彼らに憧れを抱く私なのでした。
ただ、このような伝統芸能や祭が今からまた何十年、何百年と続いていくのかは少し心配であります。
(御柱では、子供には木落しに乗ってほしくないとおっしゃる親御さんも多かったです。)
陰ながら応援・紹介していく事が、存続の少しの支えになればと思います。