日本には 橋、箸、端 など同じ読み方でも意味が異なる言葉がたくさんあります。
これらの語源をご存知でしょうか。
"ハシ"は二本の棒が平行に並ぶ状態を言います。 橋や箸はこれですね。
ハシの派生では柱、ハシゴ
これは棒が縦に並ぶことを表しています。
また"ハ"には先端と末端を表す意味があったようで、 端はそこからきています。
これに近い言葉だと"サキ"
家の境=柵、村の境=坂、国の境=境
海と陸の境=崎
これは全て境界を表します。
広義には、裂く・咲くもまた同じ
一見違うようで、 イメージしてみると確かに境界を彷彿させますね。
日本の古語では一つで様々な意味を持つ言葉があり、 後に中国の漢字を当てはめ今に至っているのです。
さて............こんな話も時々していきたいと思います。