京王線 桜上水駅から徒歩12分くらいの場所に
カモシカというギャラリーカフェはあります。
今は岡山と東京を行き来されていて、
カモシカは不定期の営業ですが、
毎回とびきり美味しいご飯と展示で、幸せな時間を
過ごせます。
今回の内容は、
岡山の蒜山で農薬と肥料をつかわない作物を作っている
蒜山耕藝さんと、カモシカのオカズデザインさんの共同の食卓です。
同時に陶芸家堀 仁憲さんと、アルミ作家の奥さんの作品も展示してあります。
もちろん食卓ではこちらの作家さんの器が使われていました。
滋味深く美味しいコース料理をいただいた後、お店を開店したのでした。
堀 仁憲・蒜山耕藝二人展「藝の食卓」
2016年2月23(火)-29(月)
12:00-18:00(最終日29日は16時まで)
※ランチは要予約 当日の10時よりtelにて受付03-6304-6270
http://blog.okaz-design.jp/kamosika/4382.html
帰り道、近くの菓子屋さんでかわいい字体を発見
2016/02/27
2016/02/13
2016/02/12
建国記念日
1日遅れてしまい残念ですが、昨日は建国記念日でしたね。
2月11日
古事記や日本書紀で初代天皇とされる神武天皇の即位日が紀元前660年1月1日であり、その日を明治に入ってから新暦に換算した日付だそうです。
日ノ丸、大好きです。
この潔いシンボルは間違いなく、日本と日本の国民を表していると思います。
この上ない完璧な国旗。
色んな事情が絡み、堂々と掲げるのが憚られるおかしな状況ですが、
外国の方が日ノ丸を纏っていたり、日ノ丸の靴下を履いていたりして、
なぜか励まされることが多いです。
レキシの狩りから稲作へを聴きながら、祝いました。
笹野一刀彫 山形県/米沢
(一刀彫....日本の木彫の技法の一つで、一本の刃物で彫った彫刻、彫り物のことを指します。細部にこだわらず、荒々しいタッチが特徴。)
807年の笹野千手観音建立と同時に作り始めたという説や、1775年(江戸)に藩主の上杉鷹山が農家の冬期の副業として奨励し、伝わっているという説などがあります。
そして米沢市郊外にある笹野千手観音の縁日(1月7日)に縁起物として売られました。
種類は沢山ありますが、中でも有名な「お鷹ぽっぽ」
ですが、こちらは幕末〜明治期に作られたと思われる大黒様です。
笹野彫を初めて見たとき、無駄一つない、むしろ情報が足りていないのではないかというミニマルな姿に驚き、その新しさと愛らしさに顔が綻びました。
見慣れた今でも、その度に笑顔にしてくれます。
現代のインテリアにも自然と溶け込むあたり......
引き算に重きを置くデザイナーや作家が辿り着きたい形とは、こんな感じなのかもしれません。
それを意識か無意識か、やってのける先人と長い歴史に憧れを抱きます。
大黒様 ¥12,000-
2016/02/03
鬼と魂
今日は節分でしたね。
今では鬼を追い払うという目的を兼ねる行事ですが、遥か昔、古代の人々は、もしかしたら違う目的を持っていたのかもしれません。
私がなんとなく信じている説があります。
古代の人々は、年の暮れには魂が衰弱すると考えていました。
そしてお正月に、充実した魂を持つ「鬼」が山より下りてきて、新しい魂を与えてくれる。
門松は松や竹。山の植物ですね。
実はこれは鬼を呼ぶために飾っていたのです。
七草粥も、鬼がやってきやすくするため。
そして、正月に山より下りてきた鬼が、節分の日に帰っていきます。
そこで魂をもたらしてくれた鬼に、里の作物のうちで最も象徴的で栄養価の高い大豆を献上するのです。
鬼とは、「魂の育った者」という由来があり、それが転じて鬼となった。
どうでしょう?
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