2016/05/03

大和言葉



日本には  橋、箸、端  など同じ読み方でも意味が異なる言葉がたくさんあります。
これらの語源をご存知でしょうか。


"ハシ"は二本の棒が平行に並ぶ状態を言います。橋や箸はこれですね。

ハシの派生では柱、ハシゴ
これは棒が縦に並ぶことを表しています。

また"ハ"には先端と末端を表す意味があったようで、端はそこからきています。


これに近い言葉だと"サキ"
家の境=柵、村の境=坂、国の境=境
海と陸の境=崎

これは全て境界を表します。

広義には、裂く・咲くもまた同じ

一見違うようで、イメージしてみると確かに境界を彷彿させますね。


日本の古語では一つで様々な意味を持つ言葉があり、後に中国の漢字を当てはめ今に至っているのです。


さて............こんな話も時々していきたいと思います。