2017/04/25


近所で70年続くベーカリーが終わってしまうので、寝れない夜。
ということで、御深井と夜更け

白湯を入れると現れる淀みの美。


ベーカリーの名前は  "月日夜 tsukihiya"

2017/04/22









案内しますので、みなさんぜひ遊びに来てください。

2017/04/21

絞り模様の箱

とんでもなく久しぶりに商品紹介

箱 昭和
小 25×17×5㎝
大 29×21×5








板に藍染の和紙を貼り、糊で仕上げてあります。
"一貫張"の印があります。
香川県の工芸品である一貫張の商品なのか、もしくは品物が入っていた箱なのでしょうか。

内側にはくずし字。
勉強不足で所々しか読めませんが、
"机に乗し三ツ具足"   など
(ミツグソクとは香炉・燭台・花立の仏具のセットをそう呼ぶらしいです)


藍色にぽつりと控えめな絞り。
手掛けのくり抜きの形がいいです。

古いおもちゃ屋さんにあった物らしく、中には沢山の鐸が入っていました。

2017/04/20

桜祭り

長野県伊那市高遠町 一番の名所は高遠城址です。
明治8年(1876)城跡の整備に伴い馬場にあった桜を植樹したのが最初で、それが今では1500本。ここにある桜は「高遠小彼岸桜」という固有種です。

他にも高遠には無数の桜があり、水路があり、石垣があり、坂があり、段々畑があり、人々の営みが静かに続いています。

商店街の中にある「陽炎堂」と「蟻屋書房」は古書店。
地の陶芸家さんの作品を扱うギャラリー「みなと屋」も並びます。
ある人は高校生の時に都心から放浪の旅に出て、最後の最後に辿り着いた高遠に心を打たれ、40年の歳月を経て数年前に住み着いたとか。

この地に惚れる人とは話しが合うなぁ






2017/04/12

歌集




古物屋のお兄さんがくれた”歌の情緒集”
何人かのお年寄りに見せたところ、みんな全曲知っているそうです。

印刷会社やら旅行会社の名前が大きく載っていて、内容は歌の歌詞。
これは一体何だろう?



祖父にたずねてみると、バスの中で使う歌詞カードとのこと。
腑に落ちました。
マイクを回して、手拍子して、合いの手入れて、楽しそうな様子が想像できた。


私たちが80代になって懐かしむ曲は、みんな同じではないでしょう。

トンコ節


2017/04/09

絞りの椿

なかなか好みの物に出会えず、今年は椿をいけれず終いかと思っていたところ、朝起きたら掃き出しにバサッと束で置いてあり、

はす向かいのお花の先生のところへお礼に行くと、裏の土手の大木を見せてくれました。



花器の紹介も追って、いたします。



2017/04/08

花まつり





すみれ  たんぽぽ  れんげそう 花のお屋根が美しい

甘茶の中からひょっこりと お出になったかお釈迦さま

天上天下を指さして お立ちになっていらっしゃる

小さなひしゃくでお茶くんで かけてあげましょお釈迦さま

蝶も小鳥も楽しそう 今日はあなたの花まつり

(戦前、教科書に載っていたらしい詩。戦後は墨で黒く塗ったとか、お寺の方に聞いた。)




お釈迦様の誕生日、3つのお寺へ行きました。
まさに甘茶でかっぽれ状態。

飾り方、甘茶の味、誕生仏
お庭、梅の花
時間と予定が許せばもっと回りたかったところ

甘茶とは、ガクアジサイの変種(=アマチャ)の若い葉を蒸して揉み、乾燥させたものを煎じて作られているようです。なんて不思議な甘さ。
小学生の時に、欲張って水筒に入れて持ち帰るも、家で飲むとあまり美味しくなかったことをよーく覚えている。

おめでたい一日

2017/04/05

梅は咲いたか 桜はまだかいな


都会から来た8歳児と探しに行って、一緒に生ける

plum song


子供にこの曲を見せる私の歪んだ性格.........



2017/04/03

八ツ手




これはどこを撮ったったかな?



最近行ったお江戸ではお叱りを受けました。

古い物はそのままで一番美しいのに
何を加えることがあるのさと投げやりに制作を放っていたのですが、

それでも作レと再三。



まったくその通りなのですよ。

2017/04/02


見惚れて求めたノート。
練習をするもゲシュタルト崩壊ののち往生。

先生をしていた方の小説と、間には教え子さんへの手紙。
写真もあった

2016/11/12

野良仕事

お隣さん家の蔓に覆われた満天星
かわいそうなので取ってあげることに。
本来なら今時分に赤く紅葉するはずです。


途中からお隣さんも参戦してくれ、捗る捗る









立派な満天星が現れました。

2016/10/28

野菊

野菊が好きです。
花をいけるのは得意ではありませんが。

花器には菊花木
手に入れた時の事を思うと笑顔になってしまう、
お気に入りの花器です。




絞り染め 

枇杷の葉で染色

布の下準備
石鹸水に20分程漬け、水で流してから乾かし、
豆乳に20分漬け、今度は流さず乾かします。
(今時期はストーブなど使うと時間が短縮できますね。)

色を定着させるための媒染液(1か2どちらか)
1 ミョウバン小さじ1をお湯1ℓに溶かす
2 数日前からお酢に錆びた釘を入れておく

葉を小さく刻み、40分程煮出して赤みが出るのを待ちます。
沸騰したら弱火がいいかと.......

煮出した液に布を入れ、15~20分程煮て、軽く絞り
媒染液へ。15分程時々かき混ぜながら置く。

濃く染めたい場合はこれを何度か繰り返します。


ミョウバンは赤く、鉄は暗いピンク色に染まりました。
写真はミョウバンです。








2016/10/17

布の眺め


布を眺めて、美しくて、足りなかった何かが満たされる

作業ひとつにしても、都会とここでの感じ方は全く違うなぁ.......




2016/09/02

馬喰町バンド


馬喰町バンドの武さんがお店へ来てくれました。
馬喰町バンド、大好きです。

曲を初めて聴いた時、また初めてライブへ足を運んだ時、その人跡未踏の音楽にあっけに取られました。

民族音楽、わらべ歌、天上の音楽みたいな曲。
踊れる曲もあれば、心地よく、昔の空気が流れるような曲も。

自作の楽器もかっこいい。





武さんは木工の修行をしていた経験もあり、その理由の一つに、既に誰かが作った音楽を聴いていても何も始まらない、もっと根っこから音楽を作りたいという点を挙げていて、その斜めの返答がまた衝撃でした。

が、馬喰町バンドの音楽を聴いたら、頷かざるを得ないでしょう。



CD、ライブともにおすすめの、
馬喰町バンド。

武さんの人柄も、気さくで面白いので、ぜひ皆さんも話してみて欲しい.......

2016/08/10

9月からの営業形態

















急なお知らせですが、9月より休みがちになります。

と、いうのもどの位か分かりませんが、実家へ帰る運びになったからでして、

と、いうのも実家の祖母の体調が芳しくなく、育ての親のような祖母と一緒に暮らしたいという理由からであります。


この機会に日本の何にも無いところとか行ってみたいと思います。

仕入れも忘れず。


そんな風に集めたものを時々東京でお披露目できたらと思っております。


今後もひとつよろしくお願いいたします。

2016/07/27

野ざらし荘

横須賀に面白いスポットが出来ました。その名も「野ざらし荘」

オープニング展示である絵描きの坂内友美さんの作品がたくさん。
この展示は8/3(水)までです。


街を見渡せる、風通しのいい場所。
雨ざらしで登った階段と、金柑酒が忘れられません。










2016/07/26

稲妻

古代、稲が実る時期に雷が多いことから、稲と雷とが交わって稲穂が生まれると考えられていました。

そこから雷のことを「稲妻」と呼ぶようになったようです。
(昔は「妻」と言うと、つがいがお互いに呼び合う言葉を指し、妻、夫いずれにも「つま」を用いました。 )

科学が無い時代はロマンチックですね。


写真無く、これはススキ........