2016/06/23

金継ぎ教室 






書肆逆光さんで開かれている金継ぎ教室の様子。
講師は会津若松の漆作家、相田雄壱郎さん。
とってもクレイジーな相田さんと真顔でボケる逆光さんとのテンポのいいやり取りに、終始笑いが絶えない教室となっています。

毎回更新を楽しみにしている御二方のブログ 


相田さんの金継ぎはかなり本格的で、状態によって調合を変え、漆に糊、綿、木粉、砥の粉など色々混ぜます。
そして継いだ後も観賞用ではなく、また実用に戻るような繕いを教えてくれます。
また、金継ぎの方法はたくさんあるようですが、相田さん(と周りの方)しかやっていないような目から鱗の方法も教えていただきました。


相田さんはブログの商品紹介からも分かるように、本当に美しいものを作られます。
手に取って見せてもらった物は少ないですが、際の際まで美しいです。
極力機械は使わず、手作業で自然な形に仕上げているそうです。


また、骨董やカメラなども博識。
というか全体的に知識量が異常なので、とにかく毎回闇雲に質問を投げかけています。



漆を乾かすための室(むろ)。この4ヶ月で、骨董好きには堪らない風合いに。



残すところあと1回.....なんだかさみしい.....